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【星のや東京】地域の食材と文化を技で紡ぐ「Nipponキュイジーヌ~美食の集い~」冬限定メニュー提供開始│提供開始日:2023年12月1日

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」のダイニングでは、2023年12月1日より、「Nipponキュイジーヌ~美食の集い~」冬限定メニューの提供を開始しました。「Nipponキュイジーヌ~美食の集い~」は、日本各地で育まれた食文化をフランス料理の調理技法と融合した独創的なコース料理です。冬のコースでは、「宮城」「三重」「大分」の三県の食文化に着目し、甘みが強く濃厚な伊勢海老や、ふっくらとした身でクリーミーな味わいの牡蠣、寒さで甘みが引き立つ大根やほうれん草など、冬に一番美味しい食材と共に仕立てました。

「Nipponキュイジーヌ~美食の集い~」について
2023年10月に提供を開始した「Nipponキュイジーヌ~美食の集い~」は、地域で育まれた日本の伝統的な食文化とフレンチの融合を楽しめるコース料理です。星のや東京総料理長 岡亮佑(以下、岡)は、東京で料理を創造する中で、人の行き来とともに日本各地の良い食材と食文化が集まってきた、江戸時代の参勤交代制度に関心を持ちました。日本の美食が集まる東京でしか出合えない、「日本全国の食文化」に着目し、先人の知恵と発想だけでなく、当時の時代背景を岡が独自の感性で現代に置き換え、フランス料理の世界で培ってきた技術で創り上げます。本コースには季節に関わらず、日本の主食である「お米」を使用した一品が組み込まれています。日本の様々な食文化に“触れる”、ここにしかない体験価値を提供します。

メニューの紹介
■始まりの一品(東京・江戸)

本コースは、江戸料理に着目した一皿から始まります。冬メニューでは江戸の四大名物料理(*)から「蕎麦」と「ウナギ」を取り入れ、フランス料理の調理技法を用いてアレンジしました。蕎麦粉のガレットと炭火で焼き上げたウナギ、燻製した卵黄、それぞれの香ばしいかおりが口いっぱいに広がります。キャビアの上質な塩味が味わいをまとめる、気品溢れる一品に仕上げました。江戸から日本各地へと味覚と文化が広がっていきます。
*江戸四大名物料理は「鮨」「天ぷら」「蕎麦」「うなぎ」

■りゅうきゅう(大分)・ガラガラおろし(三重)

保存食として、漁師の知恵から生まれた大分の郷土料理「りゅうきゅう」と、大根を鬼おろし器で粗くおろした三重の酢の物料理「ガラガラおろし」を、それぞれの味付けに使用される「ゴマ」で繋いだ一品です。鮮魚に絡めたごまだれの深い旨味と、アクセントに加えたゴマチュイルのカリっとした食感が呼応する、食べ応えのある一皿です。

■どろぼう焼き(三重)

「どろぼう焼き」は名称に二つの由来が存在する三重の郷土料理です。それらの由来に沿って、二度に分けて旬の伊勢海老を味わい尽くします。最初は尻尾付きの伊勢海老にこだわりの二種の味噌を使用した自家製ソースを塗り、香ばしく焼き上げました。味噌のまろやかな風味とコクが、丸みのある海老の甘みをより一層引き立てます。尻尾が“棒”、ソースを“どろ”に見立てた、星のや東京オリジナルの「どろぼう焼き」です。食べ終えた器に、レモングラスオイルで仕上げた人参のパスタを盛りつけ、香り高い伊勢海老のテルミドールをたっぷりとかけて仕上げます。“泥棒に盗まれたかのように、瞬く間にご飯が無くなっていく”という由来通り、伊勢海老の濃厚な旨味を余すところなく堪能できる一品です。

■がんづき(宮城)

宮城の郷土菓子「がんづき」をフランス郷土菓子のベラヴェッカ風にアレンジしたデザートです。洋酒で漬けたドライフルーツを加えたがんづきに、さらに洋酒をたっぷりとかけて、全体に染み込ませます。そこに温かいショコラソースを合わせ、宮城県の名菓を模した冷たいアイスクリームを添えた一皿です。口の中に広がる洋酒の風味と濃厚なショコラソースの甘み、ドライフルーツの程よい酸味の、重厚感のある味わいを楽しめます。

「Nipponキュイジーヌ~美食の集い~」冬メニュー概要
■開始日:2023年12月1日
■料金   :1名 33,880円(税・サービス料込、宿泊料別)
■予約 :要予約

     公式サイト( https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyatokyo/ )にて前日まで受付
■対象 :星のや東京宿泊者
■備考 :状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります

■星のや東京 総料理長 岡亮佑(おかりょうすけ)

1985年生まれ、滋賀県出身。2005年より、神戸北野ホテルやレストランオマージュ、ピエールガニェールなどでフランス料理を修行し、2016年に星野リゾート ロテルド比叡の総料理長に就任。2020年4月より星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの総料理長、フレンチレストラン「Sonore」の料理長に就任し、運営に携わる。その後、2023年5月1日より、星のや東京総料理長に就任。フランス料理の技法を元に、シンプルな見た目からは想像ができない素材の味を生かした料理を考案している。
■星のや東京ダイニング

日本の伝統様式を重んじながら、現代に合わせて進化した日本旅館「星のや東京」。その地下一階にあるダイニングでは、地層をイメージした左官仕上げの壁と大きな岩が迎え入れます。エントランスを抜けると、6室の畳敷きの個室、4つのテーブル席、カウンター席があります。和の静けさが漂う落ち着いた日本旅館の空間で、滞在着のまま肩肘張らずに食事が楽しめます。

■星のや東京
現代に合わせて進化した「塔の日本旅館」。地下2階、地上17階の党の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成されています。日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしを提供します。2023年9月には、第1回「The World’s 50 Best Hotels 2023」で世界のホテルTOP50に選出されました。そのほか、世界的な旅行専門誌「コンデナスト・トラベラー」や「トラベル・アンド・レジャー」など、ホテルアワードにおいて多数の賞を受賞しています

所在地 :〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番1
電話  :050-3134-8091 (星のや総合予約)
客室数 :84室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金  :1泊112,000円~

    (1室あたり、税・サービス料込、食事別)
アクセス:東京駅丸の内北口出口 徒歩10分、

     東京メトロ大手町駅A1、C2c出口 徒歩2分
URL  :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyatokyo/

■星のや

「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星

のや」。国内外に展開する各施設では、その地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、出

合った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから

解き放つ。

URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/hoshinoya/