【星のや軽井沢】春の激しい変化に負けない、心身を調える休息のためのウェルネスプログラム「軽井沢緩寛（ゆるりかん）逗留」実施｜期間：2024年3月20日～4月26日｜- 旅

　各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。その始まりの地である長野県・軽井沢の「星のや軽井沢」は、2024年３月20日～4月26日の期間で、春の激しい変化に負けない、心身を調える休息のためのウェルネスプログラム「軽井沢緩寛（ゆるりかん）逗留」を実施します。緊張状態にある身体を緩め、良質な睡眠のための入浴や食事を通し、思いのままに過ごすことで、心身を調え、新年度の生活環境や気候など春特有の変化にしなやかに適応する力を養います。

背景

　春は、一年のうちで寒暖差が最も大きい季節です。気温の変化に対応するために、身体は交感神経の働きが優位な状態になり、緊張状態が続きやすくなります。そのため、免疫力や胃腸の働きが低下したり、身体が冷えたり、寝つきが悪くなるなどの症状があらわれやすくなり、自律神経の乱れによる影響が多岐にわたることも特徴のひとつです。さらに、春は生活環境が大きく変化する季節でもあります。新しい環境におけるストレスを感じることが多く、自律神経の乱れに大きく関係しています。厳しい寒さを乗り越え、春の息吹が満ちだす軽井沢で、スパや食事などの星のや軽井沢での滞在を通して、思いのままに過ごすことで、春特有の変化に負けないしなやかな心身を調える休息のためのプログラムを開発しました。

特徴1　緊張状態にある身体を緩める

■日常生活で凝り固まった緊張を緩める「指圧マッサージ」

　到着後、自身では気づきづらい不調によって凝り固まった身体をほぐすため、国家資格を持つ星のや軽井沢専属のあんま指圧マッサージ師による施術を行います。先ずは、個々の身体のバランスを把握するコンサルテーションを行い、胸郭の動きと姿勢の状態を確認します。日常生活を送る中で、不自然な姿勢や習慣により、緊張状態にある全身の筋肉を緩める施術です。日常生活へと戻った後も快適に過ごせるように導きます。

■胃腸に優しく、身も心も緩まる「ゆらぎ人の和朝食」

　本プログラムでは、胃腸に優しく、心身ともに緩まる特別な朝食を用意します。腸内環境を整える働きをする発酵食品（＊1）をふんだんに使用した御膳や、身も心も温まる湯豆腐を味わえる朝食です。湯豆腐は、身体を内側から温める生姜やねぎなどの薬味と共に提供します。自律神経の乱れから減退傾向にある胃腸の働きを、身体の内側からゆっくりと温め整えていくことで、食事を通して、心身の緊張が緩まります。

＊1：光岡知足著「腸を鍛えるー腸内細菌と腸内フローラ」

特徴2　良質な睡眠へと導く

■心身を眠る状態へ調える、温泉入浴「深呼吸入浴法」

　星のや軽井沢の宿泊者専用温泉「メディテイションバス」で、全身の筋肉を緩め、良質な睡眠へと導くストレッチ「深呼吸入浴法」を行います。深呼吸をしながらウエストを大きく捻り、腰から太ももをしっかりと伸ばすストレッチを行う入浴法です。また、メディテイションバスには心が落ち着く「光の部屋」と、心に響く音を感じる「闇の部屋」があります。深呼吸入浴法で全身の筋肉を緩めた後は、光の部屋と闇の部屋を行き来し、心を鎮めることで、心身を眠る状態へ調えます。

■身体を内側から温める「谷の桜鍋」

　夕食は、ビタミンやたんぱく質、鉄分を多く含んだ赤身肉である馬肉を用いた「谷の桜鍋」を提供します。馬肉にはビタミンB12が多く含まれ、身体を温めるだけでなく、ストレスを和らげ、良質な睡眠が期待できると言われています。低カロリーでありながらも良質なたんぱく質や食物繊維を豊富に含んでいる馬肉は、脂の旨味が甘く、濃厚な味わいが特徴です。（＊2）馬刺しやしゃぶしゃぶを味わうことで、馬肉の旨味を存分に感じることができます。素材本来の豊かな味わいを感じながら、身体の内側から温めることができます。

＊2：旭屋出版：「馬肉新書　知られざる馬肉のすべて」

特徴３　思いのままに過ごす

　寒さを乗り越えた軽井沢の春は、刻一刻と移ろい、自然の変化が豊かな季節です。コブシやカラマツの芽吹きを感じながら、星のや軽井沢ならではのランドスケープにて散策を満喫したり、集落内にある椅子に腰かけて読書を楽しむこともできます。集落の中で芽吹く小さな春を探し、春の兆しに心を寄せながら、客室や集落で思いのままに過ごすことで、自然が多様であることを実感し、心の余白を生み出します。また、日常生活に戻った後も身近な自然に自分を添わせてしなやかに過ごす力を養います。