画像提供 （一財）沖縄美ら島財団
背景
毎年、冬の時期になるとロシアやアラスカなどの寒い海域で暮らしていたザトウクジラが暖かい沖縄の海に戻り、繁殖・出産・子育てを行っています＊1。冬の沖縄で盛んなホエールウォッチングの遭遇率は90％以上とも言われています＊2。浅い海域の広がる読谷村沖の海は、子育てをしている親子クジラ間近に見ることのできる貴重な場所のひとつです。ホエールウォッチングをしながら豊かな海を感じてほしい、冬の沖縄ならではのゆっくりとした時間を過ごしてほしいと当プログラムを開発しました。海上だけでなく客室やプールサイドからもクジラの姿を探し、滞在を通して楽しんでほしいと考えています。
＊1 参考：（一財）沖縄美ら島財団 総合研究所 ザトウクジラ調査
https://churashima.okinawa/ocrc/marine_organisms/humpback_whale/
＊2 一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 沖縄観光情報おきなわ物語
https://www.okinawastory.jp/feature/whalewatching/whalewatching
特徴1 海上や事前のワークショップでクジラを身近に感じる
ホエールウォッチングにはクジラに精通した星のや沖縄のスタッフが同行します。クジラの生態や潮の満ち引きによって変わる絶景ポイントを聞きながら、より深く楽しむことができます。ホエールウォッチングの前日には、施設内でクジラについて知るワークショップに参加。スタッフから冬の沖縄でクジラが見える理由を聞き、乗船中に行うクジラの研究データ収集や海洋保全活動について学びます。クジラの研究を通して沖縄の豊かな海を感じます。
監修： （一財）沖縄美ら島財団 総合研究所
特徴2 クジラの生態に迫るホエールウォッチング
船が少ない夜明け前に、星のや沖縄近くの港からカタマランクルーザーで出航します。クジラへの負荷が少ない環境を整えるため、クジラとの適切な距離、船の速度、旋回方法、観察時間等のルールを守りながらホエールウォッチングをします。ポイントまでの移動は、大きなソファが配された広い船内でゆっくりと過ごすことができるため快適です。クジラを見つけたら、個体を識別する尾びれの写真撮影やソングと呼ばれるクジラの鳴音を録音するなど県内のザトウクジラ調査に提供するための本格的なデータ収集を行います。ゆっくりと明けていく空と時間の経過とともに青さが増していく美しい海でホエールウォッチングを満喫します。
特徴3 客室やプールサイドからクジラの姿を探す
滞在中は客室に双眼鏡やクジラに関する書物を用意します。星のや沖縄は施設全体が西海岸に面しており、様々な場所でクジラを見ることができます。海に臨む客室やプールサイド、星のや沖縄に隣接する「星野リゾート バンタカフェ」は絶好の場所です。客室で穏やかな海を眺めながらクジラの姿を探したり、乗船中に撮影した写真を見返したり、ゆっくりと流れる時間を過ごします。
「蒼海ホエールディスカバリー」概要
期間 ：2024年1月25日～2月29日
時間 ：ワークショップ 17:00～18:00
ホエールウォッチング 6:30～8:30
料金 ：1組4名まで150,000円（税・サービス料込、宿泊料別）
5名以上の場合、1名追加毎に15,000円
含まれるもの：ホエールウォッチング、スタッフによるガイド、ワークショップ、双眼鏡、
クジラに関する書物
定員 ：10名
予約 ：ホームページにて14日前まで受付
対象 ：宿泊者
備考 ：天候や海況により内容が変更になる場合があります。
■星のや
「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その地の風土、歴史、文化を繊細に織り込み、出会った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから解き放つ。
ＵＲＬ ：https://hoshinoya.com
■星のや沖縄
海と共に暮らす、琉球文化を昇華させた「グスクの居館」。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、海に臨む客室や沖縄文化を体験する道場が広がる、沖縄の贅沢を集めた、海岸線に沿うリゾートです。
所在地 ：〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村儀間474
電話 ：050-3134-8091（星のや総合予約）
客室数 ：100室・チェックイン：15:00／チェックアウト：12:00
料金 ：1泊 136,000円～（1室あたり、税・サービス料込、食事別）
アクセス：那覇空港から車で約1時間（空港リムジンバスあり＜有料＞）
開業日 ：2020年7月1日
ＵＲＬ ：https://hoshinoya.com/okinawa/
